文化芸術活動

「巨大画制作にみる新教育」

  • 文化芸術活動
  • 2016/02/23

<第41回泉のまちカレッジ一般教養講座>

「巨大画制作にみる新教育」

?清水中、裾野東中での成果?

◇主催    清水町教育委員会

◇企画運営 特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン

◇日時    平成15年2月8日(土)夜7:00?8:30

◇お話    野口 基氏 (清水町立清水中学校教諭)

◇会場    清水町公民館 第2会議室 入場無料

野口さんは三島市初音台にお住まいですが、町立清水中学校の美術科教師です。昭和43年三島市に生れ、平成3年文教大学教育学部初等教育美術専修を卒業。平成4年清水町立清水中学校に赴任。平成5年から、生徒による巨大画制作の指導に取り組み、美術教育関係者の注目を集めるようになった。平成11年裾野東中学に転任したが、平成14年4月、再び清水中学の美術科教師として迎えられることになった。

始めは、クラス単位で巨大画を制作していたが、平成7年から全校生徒(当時615人)で取り組むようになり、5×11mのピカソの『ゲルニカ』を制作。以後、8年は、宮沢賢治生誕100年を記念して,『銀河鉄道の夜』、9年は、葛飾北斎の『富嶽三十六景―神奈川沖波裏』、平成10年は、星野富弘の『鈴の鳴る道』、平成11年は、レオナルド・ダヴィンチの『モナ・リザ』、平成12年は、ピカソの『泣く女』、平成13年は、ゴッホの『ひまわり』、そして今年は,喜多川歌麿の『北国五色墨・切の娘』と東洲斎写楽の『大谷鬼次』を制作した。

特に、「モナ・リザ」は、静岡県立美術館の目にとまり、同館の『モナ・リザ100の微笑展』に出展。これが契機となって、ルーブル美術館制作の映画に出演することになる等大きな反響をもたらした。

野口先生は、『教師が、アートと子ども達の感動的な出会いの場をいろいろな角度から設定し,そこでの生きいきとした交流を促すことによって、対話が高まり鑑賞が深まっていく』との信念の基に子ども達の教育を実践している。新しい学校の姿を知る良い機会となると思いますので、多勢の皆様のご来場をお待ちしています。

【問い合せ】 清水町教育委員会文化係(TEL055-972-6678 FAX055-981-0424)

NPO法人ウォーター・ビジョン(TEL&FAX055-972-6112)