「石橋湛山の人間模様」
- 文化芸術活動
- 2016/02/27
<第107回泉のまちカレッジ一般教養講座>
清水町文化芸術活動促進事業
「石橋湛山の人間模様」
?湛山の足跡を辿って?
◇主催 清水町教育委員会
◇企画運営 特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン ◇日時 平成20年8月9日(土) 夜7:00?8:30 ◇お話 小松優香氏 千葉大学大学院公共哲学特別研究員・国連大学ジュニアフェロー ◇会場 清水町防災センター研修室 入場無料 |
小松優香(こまつゆか)さんは、日本大学国際関係学部、同大学大学院国際関係研究科博士課程満期修了し、千葉大学大学院公共哲学特別研究員や国連大学ジュニアフェロー等をしている。大学院時代から「石橋湛山」研究を始め、湛山の足跡を辿っている。
晩年、湛山は長泉町に別荘を持ち、夫婦でよく長岡の南山荘を訪れていたことなどから地元に馴染みのある人物として昨年2月に第89回泉のまちカレッジで「小日本主義の思想家・石橋湛山に学ぶ」と題してお話を伺いましたが、再度、湛山の人間像にについてお話して頂けることになりました。
一見、気骨稜々たる面ばかりが注目されている湛山ではあるが、湛山ゆかりの地を歩いていると、それとは裏腹に優しい人情味溢れる湛山像に出会うという。そこにこそ、本来の湛山の魅力であり、数々のご縁と人徳を呼び寄せてきた姿である。
早くに両親と離れ離れになった幼子、湛山を甲府の盆地で高校まで育ててくれた住職が日露戦争の戦場へ赴く時、そして戦場にいる間も何度も手紙を送っている。そこには、育ての親としての住職を労わる気持ちと戦争が早く終結するようにとの忍びない祈りのメッセージが込められている。
湛山自ら綴った手紙や日記から覗える感謝や恩、慈しみの心を常に忘れなかった慈愛に満ちた生き方について映像を交えてお話して頂ますので、是非ご参加頂きたいと思います。
問合せ:
清水町教育委員会社会教育課 055-972-6678
非特定営利活動法人ウォーター・ビジョン 055-972-6112