文化芸術活動

癌診療の最前線2

  • 文化芸術活動
  • 2016/02/27

清水町文化芸術活動促進事業

<第111回泉のカレッジ>

癌診療の最前線2

胃・大腸癌等の手術

?体にやさしい手術をめざして?

◇主催   清水町教育委員会

◇企画運営 特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン

◇日時   平成20年12月13日(土)夜7:00?8:30

◇お話   福長 徹氏

◇会場   清水町防災センター研修室 入場無料

福長徹先生は、沼津市立病院第一外科部長さんです。

沼津市立病院外科は、7年ほど前から通常手術に用いられて来た絹糸を体内から一掃し、すべての結紮・縫合糸を合成吸収糸(いわゆる「溶ける糸」)に変更しました。異物が体内に残ることで後日感染・膿のたまりなどが起こらないようにするための処置です。最近ようやく学会などでも同様の取り組みが話題となっていますが当科ではいち早く合成吸収糸手術に取り組んでいます。確かに絹糸は合成吸収糸に比べ格段に値段が安くすみますが、手術を受けて体内に異物が残されていたらどう思うでしょうか? 沼津市立病院外科は糸一本にもこだわりをもって、みなさんの「体にやさしい手術」をこころがけています。

また、当院での鏡視下手術は平成3年の胆嚢摘出術から始まり15年以上の歴史があります。

腹腔鏡下胆嚢摘出術はそれ以降1,000例以上おこない、最近は年間で100例程度の手術を行っています。腹腔鏡下胆嚢摘出術の経験をもとに、最近では、胃がんや大腸がんに対する根治手術等にも積極的に取り組んでおり、静岡県内でも鏡視下手術にもっとも積極的に取り組んでいる病院の一つです。

是非、ご来場いただき、沼津市立病院の胃ガン、大腸ガン等の手術の状況について理解していただきたいと思います。

特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン

電話 FAX 055-972-6112