癌診療の最前線5
- 文化芸術活動
- 2016/02/28
清水町文化芸術活動促進事業
<第114回泉のカレッジ>
癌診療の最前線5
乳がんの手術
?乳房温存を目指した取り組み?
◇主催 清水町教育委員会
◇企画運営 特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン ◇日時 平成21年 3月7日(土)朝10時30分?11時45分 ◇お話 木村正幸氏 沼津市立病院第3外科部長 ◇会場 清水町福祉センター多目的ホール 入場無料 |
木村正幸先生は、沼津市立病院第3外科部長さんです。昭和26年に沼津市で生まれ、沼津第5中学校、沼津東高校に学び、千葉大学医学部を卒業した。同大学医学部付属病院第2外科、清水厚生病院外科、川鉄病院外科等に勤務後、平成12年から沼津市立病院外科にお勤めです。
乳癌の手術は、低侵襲化にむけて近年大きく様変わりを見せています。沼津市立病院外科では従来型の乳房切除か乳房温存手術かについて、病状を説明(インフォームドコンセント)した上で患者さんに選択していただいています。
最近では最新の知見に基づいて、センチネルリンパ節生検という手技をもちいてわきの下のリンパ節郭清を省略する手法をとりいれています。
また、3cmを越える大きな乳癌に対しては術前抗がん剤治療を行なうことで乳房温存手術の適応を広げる工夫をしていますので是非、ご来場いただき最新の手術方法についてご理解いただきたいと思います。
泉のまちカレッジの「ガン治療の最前線」シリーズの最終回です。今回は、消化器がん、肺がん、脳腫瘍、乳がんを取り上げました。
来年度も医療についての講演は続けたいと思っていますので、ご期待いただきたいと思います。
問合せ:清水町教育委員会社会教育課 055-972-6678
特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン 055-972-6112