文化芸術活動

明治9年、伊豆は何故静岡県に編入されたか

  • 文化芸術活動
  • 2016/02/28

地域の歴史を考える2

明治9年、伊豆は何故静岡県に編入されたか

?神奈川県に編入替えを望む伊豆の人々?

◇主催   清水町教育委員会

◇企画運営 特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン

◇日時   6月13日(土)夜7:00?8:30

◇お話   桜井祥行氏 伊豆の国市在住 伊豆の国市文化財保護審議委員

◇会場   清水町防災センター 入場無料

桜井祥行さんは、伊豆の国市で生まれ、現在も伊豆の国市にお住まいです。立命館大学文学部東洋史専攻を卒業後、1985年から、静岡県立高校に勤務し、現在は、静岡県教育委員会に勤務しています。1989年(平成元年)から静岡県史編集調査委員として、地域の歴史の掘り起こしをするとともに伊豆の国市の文化財保護審議委員を勤める等この地域の歴史に詳しい。
明治4年(1871年)の廃藩置県で、伊豆は小田原以西と一緒になり足柄県が成立した。柏木忠俊が県令(知事)となり小田原に県庁が置かれ、韮山に支庁が置かれた。
この足柄県は、福沢諭吉と親交のあった開明派の柏木忠俊のもとで、殖産興業の推進や文明開化政策が次々に展開され、安定していたが、明治9年4月、突如足柄県は廃止となり、伊豆は、静岡県に編入された。
何故、突如足柄県が廃止され、伊豆は静岡県に編入されたか。また、何故、静岡県に編入後伊豆の人々は、神奈川県へ管轄替えの運動を展開したり、小田原の人々は、足柄県の再興運動を起こさなければならなかったのか等について語っていただけると思います。今後の道州制を見据えた議論をする上で、大いに参考になると思います。多くの皆様のご来場をお待ちしています。

問合せ:清水町教育委員会社会教育課 055-972-6678

特定非営利活動法人ウォーター・ビジョン 055-972-6112