世界音楽よもやま話
- 文化芸術活動
- 2016/03/07
清水町文化芸術活動促進事業
<第150回泉のまちカレッジ>
世界音楽よもやま話
?”湯の街エレジー”からオペラの舞台へ?
◇主催 清水町教育委員会
◇企画運営 NPO法人ウォーター・ビジョン ◇日時 平成24年 5月19日(土)午後2時 ◇お話 斎 求氏 伊東市バスソリスト斎 求さん ◇会場 清水町地域交流センター研修室 参加費200円 |
プロフィール
京芸術大学音楽学部声楽科を首席で卒業。東京芸術大学大学院声楽研究科修士課程修了。中山悌一氏、ヨーゼフ・グラインドル氏に師事。安宅賞受賞。昭和45年文化放送音楽コンクール1位入賞(文化放送音楽賞受賞)。昭和46年日本音楽コンクール1位入賞。昭和47年民音コンクール1位入賞。朝日ビール賞受賞。海外派遣コンクール特別表彰。国際青年オペラ歌手コンクール(旧東独)3位入賞。昭和49年文化庁芸術家海外派遣員として再渡独、東西ベルリン歌劇場にてオペラ歌手として研修する。昭和50年ヨーロッパ最古の伝統を誇るベルリン国立歌劇場に専属バスソリストとして契約、ウェーバーの「魔弾の射手」の隠者役で同年6月ヨーロッパデビュー。以来10年に亘り同歌劇場で歌う。さらに、日本各地をはじめ、ヨーロッパ各国、南米各国(コロンビア、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンのコロン劇場等)、北米、ロシア、キューバ等14ヶ国においてオペラの客演、テレビ出演、オーケストラとのコンサート及びリサイタルに出演する。ステージ回数は1000回を超える。旧東独文化省より芸術学博士号を授与される。現在、演奏活動をしながら後進の指導にも力を入れている。二期会会員。
「3,4歳ごろ、父が戦地から持ち帰った蓄音機で聞いていた”湯の街エレジー”が、愛唱歌だった私は、小学校6年生の時、はじめて聞いた、ロシア人ピアニストの”展覧会の絵”にぬれ、全身が総毛だつほどの感動を受けました。
その後、イタリアオペラのテノール、デル、モナコ、スラブオペラのバス、チヤガロビッチ等を聞いて、オペラを歌いたいという夢を膨らまして、目標に向かってひたすら歩んできました。幸い夢が実現したことに感謝しています。
皆様に、音楽の話をはじめ、演奏した国々で出会った人々の様子や、おいしい食べ物のお話などができましたらならば、と思っています。
私は今、”伊豆の山?山?”の伊東に住んでいます。」
【問い合せ】
NPO法人ウォーター・ビジョン(TEL&FAX055-972-6112)