ボランティアについて一言【成川光弘】
- 環境・情報
- 2016/06/11
ボランティアについて一言
【成川光弘】
平成12年5月号
私は現在、学校ボランティア活動に参加していますが、そこで種々なる問題と云うか、いわゆるボランティアに対する参加の意義を人間的立場に立って考えた次第です。
現今の荒れに荒れている此の社会に於いては、真の意味でボランティア活動は人間に対して精神安定剤の仂きをしているような気持ちがするのである。
しかし、このボランティア活動が、無料奉仕活動作業とは云え、一旦引受けたからには完璧に近い程度の作業を実行しなければならないのである。そして又、重要なる事は、相手方(依頼主)との人間的調和を大切に維持する事も決して忘れてはならないのである。従ってそれらを総合判断して始めて、理性的存在者としての人間的素養が確立して、社会にその存在をアピールする事が可能となるのである。そして又、それに参加する個人は個より団体としてのボランティア精神が完成されて、やがてこの社会に認められる組織として発展していくのである。
さりとて個人的には、あまり深刻になる必要はないのであり、あくまでもリラックスした気持(平常心)で、それぞれの作業に従事する事が、肝要であると思うのである。
要するに一日をい楽しく過ごす事が、何よりの人間形成であり成長であるのである。清水町立西小学校ボランティア参加
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作成日2002年8月6日