国際支援活動

「再会」 少数民族高等学校で

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  • 2016/06/24

「再会」少数民族高等学校で

神馬道子

「あっ!」車の中から彼の姿を見て、思わずさけんだ私。
彼は校門の前で待っていてくれた。彼は5月に卒業したのだが、その後、私は彼の自宅に手紙を送り、「8月24日に学校に行くので、また会えたらうれしい」と伝えていた。自宅へ送った初めての手紙。果たして本当につくのだろうか・・・?彼は手紙を読んでくれたのか・・・?
少し不安だったが、手紙はきちんとついたのだ。
彼は会いに来てくれた。話によると、学校まで30キロの道のりを自転車で来てくれたとのこと。「再会」彼はすてきな花束をプレゼントしてくれた。感激である。こんなに嬉しいことはない。卒業後もこうして交流できるなんて・・・話もたくさんできた。彼の夢は医者になること。
障害(聞こえない、話せない)で苦しんでいるお兄さんを自分の手で治してあげたいと言っていた。夢の実現のため、これからもずっとずっと彼を応援していきたい。「再会」つぎはいつかな・・・?